大圓寺(Daienji)

名前: 大圓寺
ふりがな: だいえんじ
ローマ字: Daienji
区分: 寺院
宗派1: 日蓮宗
宗派2: 
宗派3: 高光山
特徴: 笠森おせん。鈴木春信の碑。右は薬王殿で瘡守稲荷のお社、左は経王殿でお祖師様
エリア: 三崎坂北側
郵便番号: 1100001
住所: 東京都台東区谷中3-1-2
参考URL: http://www.nichiren-shu.net/temple/index.html

日蓮宗東京都北部宗務所(寺院一覧)

団子坂下の交差点から、三崎坂北側を上ると最初に見えるのが大圓寺です。独特な形状の石柱がとても印象的で、刻印されているメッセージも気になるところです。( 塵點劫来永不滅 別有風光照無邊 ) 整備が行き届いた境内から見える本堂が双頭となっており、こちらも独特の形状をしています。『谷根千百景』石田良介著によると、「右が薬王殿で瘡守稲荷のお社、左は経王殿でお祖師様を祀っている。。。。」とのことです。笠森お仙と鈴木春信の碑についても、笠森稲荷との関連で興味深い話が載っています。

大圓寺境内 大圓寺本堂

笠森おせん・鈴木春信の碑
童女の手鞠唄にもうたわれた笠森おせんは、明和年間、錦絵の開祖といわれる鈴木春信の麗筆により、水茶屋の美しい茶汲女として江戸中に名を知れられた。おせんは春信の錦絵によって有名になり、春信はおせんによってその天分を発揮したといわれている。春信碑の選文は笹川臨風、おせんの碑は永井荷風がこれを記している。
昭和四十六年二月
台東区

笠森お仙と鈴木春信の碑
台東区谷中三丁目一番二号大円寺内
お仙は、笠森稲荷社前の茶屋「鍵屋」の看板娘で、江戸の三美人の一人。絵師鈴木春信はその姿を、当時全く新しい絵画様式である多色刷り版画「錦絵」に描いた。お仙に関係の深い笠森稲荷を合祀している大円寺に、大正八年、二つの碑が建てられた。「笠森阿仙の碑」は小説家永井荷風の撰、「錦絵開祖鈴木春信」碑は、文学博士笹川臨風が撰し、題字は、東京美術学校(現、東京芸術大学美術学部)校長正木直彦の手になる。
荷風の撰文は、漢字仮名交じりの文語調である。
女ならでは夜の明けぬ、日の本の名物、五大州に知れ渡るもの、錦絵と吉原なり。笠森の茶屋かぎや阿仙、春信が錦絵に面影をとどめて、百五十有余年、嬌名今に高し。今年部門の粋人、春信が忌日を選びて、ここに阿仙の碑を建つ。
時恰大正己未夏 六月鰹のうまい頃
五大州は日本のことで、大正己未は大正八年にあたる。
平成八年七月
台東区教育委員会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です